肩こりを知らないアメリカ人
昔、こんな話を聞いたことがあります。「アメリカ人は肩が凝らない」と。その当時は激しく無知だったので特に疑いもしませんでしたね。今なら自信持ってツッコミ入れますよ、「んな訳ねーだろ!」って(笑
さて、普段何気なく使っている「肩コリ」という言葉、ウワサによれば作・夏目漱石だそうです。明治43年発表の「門」という作品の中で、初めて「肩が凝る」という表現が出てくるそうです。私はこの小説を読んだことがないのでよく分かりませんが、彼がどの部分を指して「肩」と呼んだのかがポイントです。
通常「肩」というとどの部分を思い浮かべるでしょうか?腕の付け根の三角筋の辺り?それとも首の両脇でしょうかね?実は解剖学的には前者が正解です。では「肩コリ」で連想する首の両脇の部分、この辺は一体何?ってことになりますが、解剖学的には「首」です。
実は肩コリに相当する英語は「stiff neck」、直訳すると「首の凝り」なのです。ですが、首の両脇の部分に手を当てて「あぁ~首こった~」と言うのはかなりの違和感を感じますよね(笑 要するに文化の違いってヤツです。おそらく私が昔聞いた「アメリカ人、肩凝らな~い」というのはデーブ・スペクターばりのアメリカンジョークだったものと推測されます。マジ、笑えませんよね、ププ。

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